プレ妊娠期からの子育てや子ども・女性の健康を支援する「こみゅーん」です

助産師チームによるいわき・双葉地域の妊娠・出産・育児

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はじめまして。
わたしたちは特定非営利活動法人 Commune with 助産師です

NPOこみゅーん 特定非営利活動法人 Commune with 助産師

NPOこみゅーんの設立

設立趣旨

2009年4月NPO法人設立
出生および人口の減少、危機的な出産環境、個人および地域の育児力低下など…、妊娠・出産・育児において不安や負担、困難までも生じている地域社会の現状があります。そのことに対してまず、助産師そのものの社会的役割を果たし、さらに、行政・企業・地域住民と協力し合う社会全体で出産・子育て環境をよりよいものにしていくことは、現代の日本に生きる者の責務であると感じます。

私たちは、自分たちが暮らし生きていく地域の中で「安心して子どもを産み育てることを可能とし、子どもを授かるということを本来の喜びと感謝をもって受けいれていける社会」「夢のある明るい将来を描き、希望と活力のある子育ちができる社会」の構築に寄与することを目的に、『特定非営利活動法人 Commune with 助産師』を設立いたしました。

団体名の由来

少子化に伴う助産師減少、分娩の医療管理化による助産所の激減という社会現象は、いわき地域においても同様であり、「助産師」がどこにいるのか分からないと言われる程でした。 Commune withとは「親しくなりましょう・交流しましょう」という意味で妊娠中からの子育てや女性の健康を支援する「助産師があなたの近くにいます!」というメッセージそのものを発信しています。

活動ミッション

女性と子どもを「支えん(【援・縁・円・得ん】を支える)」する

 こみゅーんの仲間は、助産師の倫理に基づいた母子や家庭の保健・医療・福祉の向上に寄与し、心が通い合う地域をつくります。
人と出会いつながる「ご縁」を支え、「円」い人間・地域関係へと輪を広げるコーディネートをすること、それらを主体的に「得ん(られる)」ようになることを大切にして活動しています!!

事業方針

親子の健やかな成長、女性の健康を促進できる環境づくり

  1. 健やかな妊娠・出産・赤ちゃんの育ちの支援
  2. 子どもに必要な「愛」と「遊び」を保証
  3. 親や養育者の不安や負担の軽減
  4. 女性に寄り添う主体的な利プロヘルスの向上
  5. 子どもに優しい地域の共生協創

活動理念

私たち『特定非営利活動法人 Commune with 助産師』=【NPOこみゅーん】は、「すべてのいのちへの感謝と幸せな誕生、安心して子どもを産み育てられる社会」「子どもと女性ひとりひとりの夢や希望・幸せに生きる権利が尊重される自分らしい豊かな暮らしができる社会」の構築に貢献します。

行動指針

太陽のような志 
全ての人に平等で、あたり前にあることの存在意義と感謝を忘れず、明るく・熱く・元気な心で、信念を通す誠実な活動をしていきます。

地域のオアシス
個人や社会に希望と平和があるために、人間性ある優しさと癒しをもたらすボランタリーな精神で、各自の力を発揮していきます。

響き合うこころ
積極的に地域社会の現状を見つめ、耳を傾け、コミュニケーションによる人間関係の信頼を図り、笑顔あふれるコミュニティの創造に貢献できるチームワークに努めます。

沿革

事業内容

2006年4月~継続中
<助産師活動の医療施設勤務から地域へのシフト>
いわき市では産科施設が減少し、出産入院の期間も4日程度に短縮された。
核家族が主流となり地域での関係も希薄となる中、妊娠と同時に出産場所の不安や希望のお産ができない不満、出産後の疲労と育児で心身ともに困憊する母親をサポートできる開業助産師もほぼ不在であった。こうした地域の課題を眼前に、幸せに産み育てることを支える胎児期からの健康子育て支援という助産師として当然の活動を始めた。

2006年9月~2009年3月
<地域助産師の任意グループ(Commune with 助産師)の発足>
※いわき市起業支援室入居。
妊娠・出産・育児の交流セミナーとプチサロンを定期開催することにより、不安や不満、ストレスを解消し、親のエンパワメントと愛着形成を促す子育て、妊婦や乳児家庭の健康な生活に向けてサポートした。また、アレルギーっ子の離乳食教室をはじめ多様なニーズに対して迅速に、個別の相談やケアでも対応した。

2009年4月~継続中
<NPO法人化>
 マタニティケアとウィメンズ・リプロヘルスの専門職である助産師を中心としたNPO法人組織として、「全てのいのちへの感謝と幸せな誕生、安心して子どもを産み育てられる社会」「夢や希望・幸せに生きる権利が尊重される自分らしく豊かな子育ちができる社会」の実現に寄与するという理念を明確にし、より地域に密着して母子や子育て家族の健康支援を行う。

2010年8月~継続中
<『こみゅーん助産院』の開設>
市内の助産所が消退しそうな中で、保健指導・ケア型有床助産所「子育て・女性の健康コミュニケーション&コミュニティ『こみゅーん助産院』」を開設。産前・産後(妊産婦)のケアを実施できる拠点を持ち、地域における助産師の母子保健総合サポート体勢を整え、妊娠期からの父親支援を含むサロン型子育て支援『こみゅーんクラブ』の充実を図った。

2011年3月〜一部継続中
<東日本大震災・原発事故の発生と原発避難者を含めた被災支援活動>
組織も場所も整備されていたことから、東日本大震災・原発事故直後より、妊産婦及び乳幼児とその家族の被災支援を行い、早期に平時の活動を再開。さらに子どもの遊びを保証する場づくり等を他の支援団体と協同して行い、子ども子育て環境の質を低下させない日常支援に取組んだ。
また、助産院は、福島県助産師会との連携による大地震・原発事故被災支援活動として、放射線を含む赤ちゃん相談の電話設置がなされ、いわき地域への避難者及び家族や家屋(実家を含む)喪失された被災者をいわき地域において支援した。現在は、福島県助産師会が県より委託を受けている妊産婦支援事業として、県民及び県内に里帰り出産された妊産婦と乳児について、助産師による支援を継続している。いわき市をはじめ、周辺町村の産後ケアも受託している。

2011年5月~継続中
<ホームスタート事業の開始>
※2013年 ホームスタートこみゅーん正式スキーム認定子育て支援においては、妊婦や乳幼児のいるご家庭に訪問し傾聴・協働のピアサポートを行う『ホームスタート』を開始し、妊娠期・乳幼児子育て期の孤立予防に寄与している。市民同士の支え合い活動は、ボランティアの醸成、温かな地域づくりにも繋がる。2021年度に公民連携モデル事業として実施、2022年度以降は市委託事業として活動している。

2012年10月~継続中
<市内の子ども子育て支援ネットワーク『こども♡あいネット』の構築・設立>
2011年7月よりネットワーク構築に取組み、震災を経て一年、市内NPOや子育て支援団体といわきの愛でつながる子育ち子育て支援ネットワーク『こども♡あいネット』を設立し、代表団体を務める。定期的にミーティングを行い、情報交換および市内の課題共有と改善に向けて連携している。

2013年2月
男女共同参画功労賞
いわき女性交流ネットワーク受賞2013 いわき女性交流ネットワーク受賞2013

2013年11月
ふくしまベンチャーアワードグロース部門銀賞受賞
ふくしまベンチャーアワードグロース部門銀賞受賞

2015年1月~継続中
<思春期ピアサポーター支援等>
思春期健康教育・プレコンセプションケアに注力し、助産師ならではのいのちと性、人権をまもる教育活動を実践、思春期ピアサポーターの後方支援も行う。
思春期世代の居場所「てん・ステップ」開設運営

2015年4月~継続中
<地域交流・妊婦と乳幼児を守る防災活動を通した女性の活躍推進と顔の見えるWEBサイトの開設>
東日本大震災からの復興とともに、日常の子育てをも安心安全豊かにする妊産婦・乳幼児家庭をまもる防災の視点もとりいれた多世代そして当事者による相互支援で子育ての社会化を推進している。顔の見えるWEBサイト「いわさぽ」を6年間運営し、現在はSNSを活用した子ども子育てに有益な情報提供も行っている。
災害時も誰一人取り残さない「はぐくみ防災サポーターズいわき」にも所属し、病気や障がいや国籍に係わらず日常生活の安定と充実を平時から図り、取り戻せない子ども時代の環境づくりに取組んでいる。

2019年10月~2019年12月
<令和元年東日本台風被災における支援活動>
いわき市のみで死者14名をはじめとする大きな被害が発生した令和元年台風被災においては、支援物資の受入れ・配布、妊産婦や子育て支援を連携協力により速やかに行えた。

2019年11月
第41回母子保健奨励賞

2020年6月~2024年3月
<コロナ禍における子ども子育て・女性の支援活動>
コロナ禍においても、必要な感染対策を行い通常稼働で、産前産後の支援の核となる助産院の機能を果たし、地域助産師チームの活動と連動する子ども子育て支援活動においてもZoom等の配信ツールを活用し、より健康な妊娠・出産・子育て、女性の健康を支援する活動へと幅が広がっている。 コロナ禍以前から行っていた交流活動(クラブ)と情報発信事業を統合し、『こみゅーんステーション』事業として、文化芸術施設活用子育てプログラムにも参画している。
県委託・コロナ禍における女性のつながりサポート事業のいわき地区担当として活動をしている。
(2022年4月~)

2023年12月
第75回保健文化賞受賞

助成事業実績

2024年

2024年5月~継続中
24)休眠預金 女性の孤独・孤立を回避・回復する地域のつながりを増やす福島プロジェクト

2023年

2023年4月~2024年3月
23)子育て女性にえん【援・縁・円・得】パワー!生涯いきいき多世代多様な地域交流事業

2022年

2022年4月~2023年3月
21)SDGSふくしまの未来と女性応援ファンド
「長期化するコロナ禍での妊産婦・子育て女性のえん〔援・縁・円・得ん〕パワー!
生涯いきいき多世代地域交流事業」

2022年7月~2023年6月
22)サントリー東北サンさんプロジェクトみらいチャレンジプログラム
「思春期世代に寄り添う居場所づくり」

2021年

2021年4月~2022年3月
20)いわき市まち・未来創造支援事業
「Newノーマル時代の子育て・女性の健康支えんステーション[地域交流・配信]事業」

2020年

2020年4月~2021年3月
18)いわき市公民連携推進モデル事業
「ホームスタートを活用した子ども子育て地域サポート・豊かないわき推進事業」

2020年6月~2021年3月
19)いわき市まち・未来創造支援事業(新型コロナウイルス対策)
「コロナ感染防止の強化と新生活様式における子育て・女性の健康支援」

2019年

2019年10月~12月
17)ふくしま100年基金「台風19号被災地・被災者緊急支援」

2018年

2018年4月~2019年3月
15)東日本大震災 草の根支援組織応援基金「産前産後の健やか子育て地域促進事業」
16)特定非営利活動法人 JEN助成「いわき市における子育て世代の防災力強化事業」

2017年

2017年4月~2018年3月
14)GDRR(減災と男女共同参画研修推進センター)&NPO JEN助成
「妊産婦と乳幼児を守る防災活動、講師育成および派遣事業」

2016年

2016年4月~2017年3月
12)第14回うつくしま基金助成事業
 「次代を担う子どもたち~思春期・胎児期・乳児期~の健康と妊活期からの家庭を支援する地域助産師の取り組み」

2016年6月~2016年9月
13)JPF第25次助成 共に生きるファンド
「親力・市民力を支えんする『いわき子ども子育てキャピタル』の復こう事業」

2015年

2015年1月~12月
10)サントリー・SCJフクシマススムプロジェクト福島子ども支援NPO助成
「健やかな誕生と豊かに育つ地域支えん[援・縁・円・得ん]事業」

2015年4月~2016年3月
11)平成27年度 内閣府地域における女性活躍推進モデル事業
「サンシャインWomen子ども健やか地域相互支えん構築事業」

2006年〜2014年

2006年9月1日~
【助成事業】
*妊娠期からの健康子育て支援事業 
1)第5回(平成19年度)うつくしま基金助成事業「地域助産師による健康子育て支援活動」

2009年3月31日
いわき市起業支援室入居。任意団体 『Commune with 助産師』立ち上げ、活動開始。

2007年4月~2008年3月
*妊娠期からの健康子育て支援事業 
1)第5回(平成19年度)うつくしま基金助成事業「地域助産師による健康子育て支援活動」

2007年5月~2008年12月
2)平成19年度 駒澤嘉いわき市生涯学習基金助成事業「いいお産の日IWAKI」初開催

2009年4月~2010年3月
3)第7回(平成21年度)うつくしま基金助成事業
「ママがいきいき、家族が元気。妊娠・出産・健康子育て支援」

2009年4月~2010年3月
4)平成21年度 福島県委託民間団体企画提案型地域子育て支援活動活性化推進事業
「いつでも誰でも笑顔溢れる育児交流スペース常設事業」

2011年7月~2012年3月
5)平成22年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業
「助産師が関わる父親主体の育児活動支援事業」

2011年7月~2012年2月
6)平成23年度 独立行政法人福祉医療機構 地域連携活動支援事業
「こども・あい〔愛・I〕ネット」構築事業

2011年8月~2012年3月
7)日本財団ROADプロジェクト「妊産婦・乳幼児家庭(緊急)被災支援事業」

2011年9月~2014年8月
8)地域の寺子屋推進事業「仮設住宅支援型子育て女性の健康寺子屋こみゅーん」
9)東日本大震災子ども家庭支援のためのSCJ・HSJ協働事業
「子育て被災家庭訪問支援ボランティア事業」

活動報告

会員・役員

理事長草野 祐香利
副理事長今宮 八澄
専務理事岩崎 早苗
理事佐藤 妙子
山部 朋美
幹事新城 榮一
正会員15名
準会員69名
賛助会員5団体 12個人
役員6名
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