ホームスタート・こみゅーん
妊娠・出産・子育てのこと、一人で悩んでいませんか?
週に一回程度、研修を受けたボランティアスタッフがお宅におうかがいし、お話を聴いたり、育児や家事を一緒に行ったりします。フレンドリーシップを大切にしたサポートです。
*妊婦さんと6歳以下の未就学児のいるご家庭が対象です。
ホームスタートは、イギリスで40年以上前に始まった地域住民による訪問子育て支援です。世界で22ヶ国、日本でも100を超える地域で実施されています。

ご利用案内

ホームスタート活動への思い
「待つ支援から届ける支援へ~子育ての孤立化予防~」「全ての子どもたちによりよき人生のスタートを」というホームスタート活動のメッセージに求心され、いわきにも必要と確信したのは、平成22年の秋。
その半年足らずの後に大震災 、原発事故が起こり、予定していた何もかもが白紙になるだろうと覚悟しました。そのような中、また、今なおホームスタートジャパンの存在は、NPOこみゅーんにおいて“光り”です。被災後極早期より当地に足を運び、福島・いわきに想いを寄せ、いつも共に考えていただけています。まさしく、ホームスタートです!足元が照らされ、心も温もり、踏み出す力が湧いてきました。そして、平成23年6月には、山形市で開催された、オーガナイザー養成講座に参加させていただき、『ホームスタート・こみゅーん』が実際に動き始めることができたのです。ビジターさんの養成講座も4回開催し、30名以上の方が修了されています。また、運営アドバイザーの理解協力にも恵まれております。
『ホームスタート・こみゅーん』は、いわきで子育てをするご家庭が、寂しい思いや悲しく辛い気持ちを抱え込むことがないようにと願っています。フレンドリーシップの関係を大切にするホームスタート活動(ボランティア・マインド)で、親も子も、誰もが皆な、明るく元気に健やかに生活していける地域であるための一助を担えればと思います。
・引っ越してきたばかりで知人や友人がいない
・双子ちゃんや生後まもない赤ちゃんがいて外に出かけるのが大変
・子育て広場やサークルなど人のたくさんいるところへ行くのが苦手…etc
ホームスタートを利用してみたいなと思う貴方!!ためらわずにご連絡ください♪
日 程 | 講座内容 | |
---|---|---|
1日目 | オリエンテーション | ホームスタートの内容、意義を学ぶ |
2日目 | 子どもの理解 | 家庭とは何か、親とは何か |
3日目 | 傾聴の意義と方法1 (演習) | 傾聴の意義と方法2 (演習) |
4日目 | 家庭で活動する上でのポイント | ホームビジターの実務 |
5日目 | 問題や悩みのある家庭への理解 | 地域の子育て支援の実際と連携 |
6日目 | 家庭の中で活動する1 -傾聴と協働の実際-(演習) | 家庭の中で活動する2 -傾聴と協働の実際-(演習) |
7日目 | シェアリング・終了テスト | 修了式、登録、交流会 |
8日目 | 終了後の個別面談 |
●オーガナイザー:草野祐香利
●トラスティ:5名
医療創生大学 窪田文子 教授 [臨床心理士]
いわき短期大学 鈴木まゆみ 教授[幼児教育]
いわき市子ども・子育て支援室 母子保健係長
いわき市社会福祉協議会 地域福祉課長
箱崎良子[助産師]
●妊婦さんまたは6歳以下の未就学児のお子さんがいるご家庭へ、週一回程度、研修を受けたボランティアさんがお宅におうかがいし、育児や家事を一緒にしたり、お話を聴いたりします。
●ご利用は無料。電話、メールもしくはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
利用者さん&ビジターさんの声
利用者さんの声♪
● 二人の育児をスタートしたばかりで息詰まっていました。家族の雰囲気に風穴をあけてもらいました。何より私の楽しみが増えたことがうれしかったです。
● 「その家庭、その家庭で違いがあっていいし、それぞれのやり方でいいのョ」とやさしく言われ、自分らしく、これでいいんだ。と思えるようになりました。
ビジターさんの声♪
● 初回訪問するまでは、ご家族がうまく受け入れてくれるかどうか不安でしたが、利用者さんの「待ってました!」のひと言にすっと肩の力が抜けました。
● 最後の訪問の帰りに、ママと娘さんふたりからお手紙と一緒に遊んだおり紙をもらった時は感激でした。孫に接する気持ちで気負いなく、とても自然に接することができたように思います。